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採用コラム(攻めの人事と守りの人事)

2021.12.12

【採用コラム(攻めの人事と守りの人事)】
前回、コロナ禍での人事には2つの方法があるとお話しました。今回はそれぞれのメリット、デメリットについてお話します。

①攻めの人事:新たな人材を採用する方法
 (メリット)
  ・ふさわしい人材が採用できればすぐに現場に配置ができる。
  ・自社で育成する手間がかからず、育成コストが不要。
 (デメリット)
  ・必要な期限までにふさわしい人材が採用できるのか不確実であること。
  ・採用できたとしても、自社の風土に合うか不明で早期離職の可能性もあり。

②守りの人事:余剰人員に教育を施し、再活用する方法
 (メリット)
  ・新たに採用する必要がない。
  ・自社の風土に馴染んでいる人材なので、愛社精神を持って教育に向き合ってくれる。
  ・よってスキル吸収スピードは、新規採用する人材より早くなると考えられる。
 (デメリット)
  ・教育を施すのに値する資質を持った社員が、社内に存在していない可能性が高い。
  ・マネジメントに関する能力やスキルは、短期間での教育では身に付かない。

結論として、コロナ禍で良質な人材が失業者市場に多くなっていることから、
これを採用の好機と捉え、社外に人材を求める攻めの人事を優先するのが得策かと考えられます。