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退職金のご相談、増えてきている❓

2022.05.12

最近、お客様より
「良い人材を採用したいから退職金を検討してるけど、どうしたらいい❓」

というご相談が増えています。

退職金制度を導入している会社は70%前後というデータがあるように、中小企業でも導入をしている会社は多くございます。

ただ、ご注意いただきたいのは、
「とりあえず制度を設けたらいいんでしょ❓」
ということではない点です❗️

◎いくら支払えるのか
※40年間勤めて100万円ほどなら、退職金の相場よりも大幅に見劣りするため、設けない方が得策です。それなら、賞与で還元した方が従業員には喜ばれると思いますよ❗️

◎内部留保型か外部積立型か
※退職金の支給額に会社の裁量を残すか、積立金を損金扱いにしたいか 
など、考えるべき要素は多くございます❗️

◎増えつつある確定拠出年金か
※退職金の金額は、従業員の運用により決定するので、●●円支払うと約束する必要がない反面、従業員に金融リテラシーが求められる部分もございます。

など、「退職金を、設定する」となっても考えないといけないことは多くございます。
他にも、

◎従業員の性別、年齢、在籍年数も考えているか
※平均在籍年数が2年の会社が、10年在籍したらもらえる退職金を設けても、従業員がどの程度喜ぶでしょうか❓

◎退職金規程の整備も考えているか
※従業員にとって、「自分が何年働いたらいくら貰えるか」ということは大切なことです。
他にも、退職金を減額や不支給にするときのルールも記載しておく必要がございます。

退職金制度には、採用時以外にも
「良い人材を引き止める」
という要素もございます。(他にも要素はございますが)

「とりあえず」で制度を設けようとしているのであれば、少し待ってください❗️
まずは弊社にお気軽にご相談ください❗️

以上、採用定着士の草野でした❗️